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作り手目線でモノを売ることについて考える

「初めまして、〇〇の××です。唐突ではありますが、作品のお取引できますか?」

ありがたいことに私のところに卸を希望してくださる連絡が来ることがあります。そんなときは大抵「ありがとうございます。よかったら一度、お取引の前にJOURNEYの製品をご自身で使ってくれませんか?使って良かったらお願いいたします。」とお返事します。

そう言うと、話が進まない、返事が来ないことがほとんどです。

販売側の立場に立つと、商品を自身で使い、試してから販売するのは難しいことはわかります。それでも私は使い手(お客様)が買われて、実際に使うところまで責任を持ちたいです。たから伝え手(販売する人)には実際に使っていただいてから販売して欲しいと思っています。

革製品のような実用品は実際に使ってはじめて、いいところ、よくないところがわかります。「財布のここはこう言う時に便利です、バッグのここの長さはこう言う理由があります。」と説明して理解することと、体感することの差は大きいと私は思っています。

使ったことがないものを売るということは、かっこいい、かわいい、私も欲しいと言うのが限界で、「いいですよ、これ」に使い手としての実感はなく無責任なように見えてしまいます。

クラフトイベントに出展したときに、知名度のあるギャラリーに展示のお声をかけていただきました。いつも通り「積極的に展示はしてません、まずは使ってみてくれますか?」とお話をしたところ、理解してもらえず「うち、けっこう売るんですけどやらないんですか?」と言われたことがあります。

そのギャラリーはお客さんがたくさんついているらしく、店主のセレクトは間違いない、と買っていくお客様が多いと作家仲間から聞きました。ご自身では使わず、お金を出さないモノなのに。

お客様が喜んで買って、満足してるようなので悪いことではないと思いますが、私、個人としては作り手から伝え手、伝え手から使い手のつながりやプロセスは大事にしたいです。それに繰り返しになりますが使って、気に入ってもらうまでが私の仕事だと思っています。

JOURNEYでも実際に使ってから販売しています。なのでそのモノの良い点や悪い点を使った身としてお話することができます。

栃木県の那須にJOURNEY製品、唯一の常設取り扱い店である、ホワイトノートというお店があります。写真のお店がそのお店です。お取引が始まる前に店主には財布とショルダーバッグを購入いただきました。それを実際に使って気に入ってもらえ、取り扱いが始まりました。

「ホワイトノートで買いました」とJOURNEYのお店にも来てくれる方がいます。「ホワイトノートの店主さんが使っている財布を見せてくれて、それの味の出方がかっこよくて」なんて話を聞くと、ちゃんと伝わったんだなーと嬉しくなります。

これからも「買ってもらう」ではなく「気に入って長く使ってもらえる」ように思いを込めたモノを作ります。そして(私が直接でなくても)実感のこもった伝え方を通して、使い手に届けていきたいと思います。

2020-07-14 | Posted in blogNo Comments » 

 

チャリティ品のオンライン販売

●チャリティ商品のオンライン販売します。
 
世の中、休業要請や自粛で経済的に困る状況にある方が増えていると聞きます。
実際にお店を経営している方のリアルな切羽詰まった状況も耳に入ってきます。
JOURNEYも緊急事態宣言がでてからはお客さんはほぼ0に近く、4月の売上はこのままいくと前年と比べて1割にも満たないような状況です。
(今は、お客さんが来ないのは良いこと)
 
話は変わって、今週末4月19日は「みんなの市」というイベントに出展する予定でしたが、中止となりました。
このイベントは東日本大震災を機に始まったチャリティイベントです。
JOURNEYは2012年から参加し、毎年少ない金額ですが寄付を続けてきました。
それが今回のコロナ禍でイベントが中止となってしまいました。
 
世の中的にもきっとこのままでは寄付金が少なくなってしまうでしょう。
寄付は震災遺児の進学入学金・授業料になります。
大学に行けた子がコロナのせいで行けなくなる可能性がある。
 
本来なら私が勝手に寄付をすればいいだけの話ですが、先に書いた通りそんな余裕がないのが現状です。もし今回のチャリティ品で気に入ったものがあれば、お力添えをぜひいただきたいと思っています。
 
●4月19日(日)10時より順次公開します。
基本的に店頭の展示品の販売です。
展示品のため、空気に触れて、革の色が変わっていたりしますが、新品との品質の差は特にありません。
財布を中心に革の状態などにより半額程度のお値段となっております。
詳細はオンラインショップにてご確認ください。
売り上げの一部を「みちのく未来基金」を通じ、奨学金指定寄付として震災遺児の進学入学金・授業料を寄付します。
 
もちろん今回のチャリティ品の購入以外にも、直接、お客様が寄付という手も。
東日本大震災だけでなく、他にも困っている方への寄付や手助けが今までと変わらずに在り続けることを願います。
2020-04-18 | Posted in blogNo Comments »