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#usedjourneyタグ企画を終えて

2019年3月、JOURNEYは10周年を迎えました。
ブランドを立ち上げて10年、川口に工房とお店を構えて5年。
たくさんのモノがこの工房で生まれ、お客さんの元へ旅立っていきました。

10周年企画として、「#usedjourneyタグ企画」を行いました。
メールとinstagramで、味の出たJOURNEYの商品の写真を送っていただき、見せてもらう。
全部で60件以上のご参加があり、新品の時にはない風合いがでた姿を見ることができました。
気持ちのこもったメッセージも多く寄せていただき、大切に長く使ってもらえていることが伝わりました。
ご参加くださった皆様、本当にありがとうございました。

この仕事を始めたのは「革が好き」より「店をやりたい」が先でした。
店をやりたい。
でも子供の頃から世間では、「自然環境が、エコが」とずっと言われているのに、
なぜ大人たちは、大量にモノ作って、大量にモノを捨てているんだろう?と思っていました。

店をやる(モノを売る)ということは、捨てるものを増やすこと。
どうすればいいんだろう、とも思っていました。
モノを簡単に捨てたくない。
モノを捨てる理由は、「壊れた、使いづらい、趣味じゃなくなったから」
それに、「店で売れず、ずっと在庫になっているから」
こんなところでしょうか。

作り手・売り手の都合でモノを作って、その都合で作られたモノに買い手・使い手が合わせる。
きっとそこに無理がある。

手縫い、作業画像

モノも人も大切にした店を作りたい。
留め具を変更したり、サイズを調整したりと、ひとつずつ使う人に合わせる。
すぐには買えないけれど受注生産で、在庫を持ちすぎず、捨てるものを少なく。
見た目は地味かもしれないけれど、飽きずに長く使えるようシンプルに。

それを、自然に還る素材を使って表現する。
革じゃなくても木や金属、土、石、農業でもよかったのですが、今はたまたま革という素材で仕事をしています。
やりたいことは素材を生かして長く使ってもらうこと。
だから#usedjourney の企画を通して、使われて風合いのでたモノを見ることはとても幸せなことでした。

お気に入りのものが、使いたいと思える形で手元にあることが当たり前になるように。
そして、不具合があったら直す、生活に合わなくなったら形を変えて使い続ける、時には捨てずに手放す、という選択肢が当たり前になるように。
うんと悩んで選んだモノ、大切なモノを、心ゆくまで大切に使い続けるお手伝いがこれからもずっとできますように。
企画は終わりましたが、#usedjourney へのご参加、随時楽しみにお待ちしています。

2020-09-04 | Posted in blogNo Comments » 
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