ハチドリシリーズ
大きなバッグなどを作ると、革の端に近い部分やストラップの余りなどの小さなハギレがどうしても出ます。
効率を考えると捨てられてしまうハギレですが、小さくても命ある牛から作られた大切な素材。
使用している革は端までオイルがたっぷり含まれており、経年変化が楽しめます。
ハギレであっても、繊維の強度や伸び具合を見ながら使い道を選べば、ものとして充分に使い続けることができます。
JOURNEYでは捨てる部分を限りなくゼロに近づけるため、コードホルダーやコースターといった小物を中心に「ハチドリシリーズ」として商品を作っています。
ハギレならではの色合い・表情の個体差を味わっていただければ嬉しいです。
店舗では定番色のほかに、その時期に製作で使った限定色の革で作ることもあります。
ちなみに、JOURNEYのロゴマークやハギレシリーズは「ハチドリのひとしずく」というお話に由来しています。
火事が起きた森で、小さなくちばしで少しずつ水を運ぶクリキンディというハチドリ。
大きな問題が起こった際、それぞれがどう向き合い行動するのかを考えるきっかけになるようなお話です。