モノとの付き合いを
より深く
世の中がどんどん便利になって
目の前には完成品が並び、それを選ぶだけになった。
ネット社会の現代では、クリックひとつで すぐになんでも手に入る。
身の回りのモノがどんな素材からできていて
どのように作られているかを知らずに、ただ使う。そして捨てる。
まだまだ使い続けたいけれど、どこで修理してくれるか分からない。
捨てるのはもったいないけれど、どうしたらいいのか分からない。
「大切にしたいのに、しづらい。」
モノを使うことは、人と関わることと似ている。
大切な人との関係を守ったり修復したり、時には手を離したりもする。
日々触れ合うからこそ傷がつくことも、壊れることもある。
そこで終わりにせず、心ゆくまで大切にできたなら、愛着を持ち続けられたなら。
きっと日々の生活はもっと美しく、そして楽しくなるだろう。
素材を生かす作り手
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製法馬具を縫う丈夫な手縫い「サドルステッチ」で作る
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デザインパーツを増やさず、直すことも考えて作る
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素材使うほどに味が出る革や金具を使って作る
モノを生かす使い手
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リペアもしほつれたら、革がちぎれない限り無料でお直し
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リメイクもし使わなくなったら、小物に作り変えてまた使う
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リユースもし使わなくなったら買い取り、新たな使い手へ