
ころんとした小さめのハンドバッグ。
普段使いでも、フォーマルな場面でも、ちょっと目を引く丸いハンドバッグです。
華奢な印象の持ち手についた、小さな金具がアクセント。金具は、革とともに経年変化を楽しめる真鍮製です。
持ち手は縫い止められているので、重いものを入れても安心です。

小さめの長財布が縦向きでもぴったり収まるサイズ。 画像は、cf長財布(ヨコ約18cm、タテ約9cm)が入っています。

まんまるに見えますが、底が平らになっているため、しっかりと自立します。
型崩れを防ぐために、ポケットや留め具はありません。目隠しにストールやハンカチをかぶせるのがおすすめです。

経年変化
使うほどに、しっとりとした質感と深い色味、ツヤが増します。
製造工程でオイルがたっぷり含まれた革ですので、基本的にオイルメンテナンスは必要ありません。
バッグはモノを運ぶもの、生活の道具。良くも悪くもそういう考えです。だから私がデザインするバッグはだいたいどこかにありそうなものを、シンプルにきちんと作るだけ、というやり方をしていました。トートバッグにしてもショルダーバッグにしてもリュックにしても、我ながらどこかにありそうなデザインだと思っています。ただ素直なデザインは世にあまりなく、さらにこの革とこの製法のものも他にはないという思いもあってやってきました。そんなことを10年やってきて、ある日、変化をつけたい、そう思いました。そこから色々と考えた末に、実用性の対局にありそうな丸みと小さなサイズ感だけを決めてデザインしたのがこのmrハンドバッグです。とは言え使っていて不便のないよう、小さめの長財布(cf財布)が入り、自立するようになっています。